真正寺の歴史は、お念仏を慶ばれた方たちの歴史であります。
ここでは、残された写真のある昭和初期から振り返ってみましょう。
昭和初期
昭和初期頃までは、まだ本堂も藁葺き屋根でありました。このような趣のある本堂の中でもやはりお念仏の声が響いていたのでしょう。
時代は変われども、変わらない御法義が伝わってくださっているのですね。
当時の境内
夏休みの子供たちでしょうか。ラジオ体操の様子です。
真正寺の境内は子供達にとって格好の遊び場だったとお聞きします。
昭和43年 親鸞聖人700回大遠忌法要
当時お稚児さんに出られた方の中で、750回の法要ではお孫さんを抱いてご参加された方もおられます。有難いことです。その次の親鸞聖人800回大遠忌法要でも、そのような光景が見られるようお念仏相続させていただきたいですね。
昭和55年 土砂災害
何日も降り続いた雨のせいで、地盤がずいぶん緩んでいたそうです。地鳴りのような音がして、あっという間の出来事であったとお聞きします。建物が跡形もなく崩れ、門信徒や近所の方が瓦礫の撤去作業を手伝ってくださっています 。
昭和57年 新本堂建立
「懇念燃えて ここに成る」現真正寺境内の石碑にそう綴られています。
わずか2年での再建に、たくさんの方の願いや思いを感じます。たくさんのご苦労があったことでしょう。ご協力いただいた方たちに、ただただ頭が下がるばかりであります。
平成27年 親鸞聖人750回大遠忌法要・第19世住職継職奉告法要
親鸞聖人750回大遠忌法要、そして第19世住職に現住職の宗秀融が継職しました。
真正寺は、これからも皆様と一緒にに歴史を紡いで参ります。
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